このコラムを読んでいる人の中には、ギターの弾き語りを目標としている方も少なくないでしょう。
カラオケの普及も相まって、上手に歌える人が増えている印象です。
「ボイトレ」(ボイストレーニング)という言葉が一般化しているのが証左かと。
ここでは、なんちゃってボイストレーニングを紹介していきます。
まずは腹式呼吸をマスターしよう
歌を歌う人や管楽器の奏者が、必ずマスターしているのが腹式呼吸です。
アナウンサーや声優、舞台俳優にとっても必須の技術と言えるでしょう。
腹式呼吸は、お腹を膨らませる要領で息を吸い込み、お腹をへこませて息をゆっくりと吐き出す呼吸法です。
3秒間かけて息を吸い込み、10秒間かけて息を吐き出すことを繰り返してみましょう。
仰向けに寝転がった状態で始めると、コツがつかみやすいかと思われます。
腹式呼吸をマスターすると、喉を枯らさずに長時間歌えるようになりますよ。
普段の生活の中でも腹式呼吸を取り入れていくと、リラックスしやすいかもしれません。
腹式呼吸での歌い方
腹式呼吸での歌い方は、息を吐き出すとともに発声する、が基本です。
へこませたお腹の筋肉を上に持ち上げるようなニュアンスが近いかと思われます。
身体で音を響かせることを意識してください。
正しい音程のためのトレーニング①
歌は正しい音程で歌うことが大切です。
カラオケの普及も相まって、歌を聴く側の耳も厳しくなっているかもしれません。
音程が不確かであると不快な音として認識されてしまいます。
聴いてすらもらえない…という最悪の状況が待っているでしょう。
ここでは、ギターを用いた音程のトレーニングを紹介します。
Ⅰ度⇒Ⅲ度⇒Ⅴ度⇒Ⅲ度⇒Ⅰ度の順番で、声を出してみましょう。
アーアーアーアーアーという感じです。
イやウやエやオでも構いませんが、アのほうが喉が開くので声が出しやすいかと。
休符のところで息継ぎをしてくださいね。
スマホの場合⇒スワイプ
高音部は比較的音域が広がりやすい傾向があります。
繰り返し練習していくことが大切です。
喉に負担がかかりすぎているな…と思ったら休息を挟みましょう。
正しい音程のためのトレーニング②
続いて、和音(コード)で発声するパターンです。
コードの感覚がつかめると、主旋律に対してハーモニーをつけやすくなります。
休符のところで息継ぎをしてくださいね。
スマホの場合⇒スワイプ
まとめ
ここまで、なんちゃってボイストレーニングを紹介してきました。
歌の音域が広がると、作る楽曲も変わってきます。
ライブなどでご自身で歌わなかったとしても、実際に歌うことで、歌い手の気持ちが理解できるようになるはずです。
特にバンドの楽器ごとの音量バランスを決める際に役立ちます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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