ギターのコードの中には、「分数コード」が存在します。
Cのコードであれば本来のルート音は「C」ですが、「E」や「G」などの音をベース音に指定するパターンです。
譜面には「C/E」や「ConE」と表記されます。
「スラッシュコード」や「オンコード」と呼ばれるケースも。
ここでは、分数コードについて紹介していきます。
そもそも分数コードって何ですか?
分数コードとは、ルート音ではない音が指定されたコードの名称です。
譜面では「C/E」や「ConE」と表記されます。
「オンコード」や「スラッシュコード」と呼ばれるケースも。
日本での名称と英語での名称を以下の表にまとめてみました。
日本での名称 | 英語での名称 |
分数コード | fraction-chord |
オンコード | over chord |
スラッシュコード | slash chord |
分数コードの使用例(Key-C)
スマホの場合⇒スワイプ
わりとありがちなコード進行にて、分数コードが用いられることが多いかもしれません。
ベース音を下降させていくことで、コードごとのつながりをスムーズにするのが目的です。
分数コードの使用例(Key-G)
こちらはKey-Gでのパターンです。
スマホの場合⇒スワイプ
ベーシストやピアニストがいるバンドの場合の分数コード
ベーシストやピアニストがいるバンドやユニットの場合の分数コードは、必ずしも指定通り演奏しなくとも問題ありません。
何故ならば、ベーシストやピアニストが代わりに指定されたベース音を演奏してくれるからです。
楽曲を演奏する前にベーシストやピアニストに、「ここどうする?」と確認することをおすすめします。
スマホの場合⇒スワイプ
まとめ
ここまで、分数コードについて紹介してきました。
分数コードを理解することで、楽曲の中のベース音の流れに気づくはずです。
あとは譜面にC/Eなどと記載されているのを見ても慌てなくなります。
え”…?これどうやって弾くの?とならぬよう、しっかりマスターしておきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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