袋麺はインスタントラーメンとして、1960年代~1970年代に浸透した。
以前はカップ麺よりも安価で販売されていたのだけど、小麦などの材料費の高騰もあって、1袋あたり100円超になってしまった。
袋麺は基本的に鍋などの調理器具が必要だ。
チキンラーメンのようにお湯を注ぐだけで完成するものもあるけれど、他の袋麺は鍋などで煮たり茹でたりすることで食べられるようになる。
中には袋麺をそのまま食べる強者もいるようだけど、やはり火を通したほうが美味しいのは言うまでもない。
どことなく、インスタントラーメンといえば、一人暮らしの若者の定番アイテムのような印象があったけど、昨今では違うらしい。
1970年代ではインスタントラーメンはフォークソングや漫画など、様々な場面で登場している。
私が印象に残っているのは、ど根性ガエル(吉沢やすみ・著)にて、南先生が風邪をひいて寝ている際に南先生に好意をよせている女の子が、インスタントラーメンに卵を落としたものを作るシーンだ。
南先生はヨシコ先生が好きなことを知っているにもかかわらず、さりとて想いを告げることもできないまま、女の子はラーメンを作るのだ。
有名なのは男おいどん(松本零士・著)のラーメンライスや、オバケのQ太郎(藤子・F・不二雄・著)の小池さんだけど、あえてこのシーンを取り上げてみた。
言われてみれば、カップ焼きそば現象(「みなみけ」桜場コハル・著)はあっても、袋麺現象はなかったりもする。
それだけ袋麺が完成されているということか。
ラーメン大好き小泉さん(鳴見なる・著)では、空腹で倒れていた小泉さんのために、袋麺をアレンジした様々なラーメンを大澤悠が作るシーンもある。
ちなみに袋麺では、出前一丁と日清のラーメン屋さんが好みだ。
サッポロ一番は味噌を選んでおく。(塩や醤油もよく食べたけど)
チャルメラも帆立貝の出汁が印象的だ。あとは「うまかっちゃん」か。
袋麺は、なるべく野菜などを加えて調理することをおすすめする。
もやしや玉ねぎが美味しいけど、薄めに刻んだじゃがいもも良さそうだ。
エリンギやしめじなどのきのこ類も美味しい。
仕上げに鶏卵を落としてみるのもインスタントラーメンらしくなる。
溶き卵でもそのままでもお好みで試してみて欲しい。
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