とあるユニットのギター担当が実際には弾いていなかった…と暴露したところ、
レコード会社の取締役に悲しまれたとのこと。
アコースティックギターは弾けるけど、エレクトリックギターは弾けなかったらしい。
え”?同じギターなんだから弾けるんじゃないの?
実はアコースティックとエレクトリックは、同じギターでも別物なのである。
私は両方とも演奏するけどね。
ギターが弾ける=コードストロークができる?
一般的に「ギターが弾ける」というのは、コードストロークができる…ではないかと思われる。
その中でもAmやEm、CやGなどの開放弦が含まれるコードが該当するのではなかろうか。
初心者の壁と言われているのはFやB♭などのバレーコードだ。
これができるか?否か?が最初のハードルだろう。
エレクトリックギターは音づくりが必須
アコースティックギターであれば、コードストロークだけでもそれなりに成立するかもしれない。
ところがエレクトリックギターの場合には、音づくりが関わってくる。
エレクトリックギターの音づくりには、ギターアンプやエフェクターが用いられる。
同じようにローコードを押さえてコードストロークを行った場合、ほかの楽器の邪魔になる可能性もあるのだ。
特にディストーションやオーバードライブによる歪んだ音を用いた際に顕著となる。
そのあたりを踏まえると「弾かない」「音を出さない」という選択肢は決して誤りではない。
テレビの視聴者はエレキもアコギもわからない?
それよりも気になったのは、番組のスタッフと思しき人物の「視聴者はエレキもアコギもわからないですから」だ。
これがね、「金属バットも木製バットもわからないですから」「サッカーボールもバレーボールもわからないですから」だったりしたらどうだろうか。
「さすがにそれはないでしょう!いくら私でもそんなことは言いませんよ」とかなんとか返されそうだ。
単にギターに対して興味がないのかもしれない。
もしそうなら納得である。
仕方がないことなのだ。
おそらくその人が興味があるのは「コンテンツ」である。
それも話題を集める「コンテンツ」だ。
「大谷翔平」の話題が出るたびに、コンテンツとして消費されてるよなぁ…と思ってしまうのは私だけだろうか。
まとめ
アコースティックギターとエレクトリックギターは別物の楽器である。
少なくとも私はそう考えている。
「コンテンツ」を優先するのも結構だが、もう少し配慮がほしいと思うのは私だけなのだろうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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