第2回めは比較的押さえやすいコードとして、GとEm、CとDを取り上げます。
第1回目はチューニングだけでしたので、ようやくギターの演奏に進む感じでしょうか。
スマホの場合⇒スワイプ
この4つのコードを覚えるだけで、演奏できる楽曲もあるほどです。
時間がかかってもまったく問題ありません。
確実に着実に会得しましょう。
ピックの持ち方
コードを押さえる前に、まずはピックの持ち方から。
深く持つパターン:ギターソロが弾きやすい
※特にピッキングハーモニクスがやりやすい
浅く持つパターン:コードストロークやカッティングがやりやすい
私の場合はその中間の位置で持つようにしています。
ピックは大まかに分けて三角形とティアドロップ型の2種類がありますが、好みのタイプを選んで使うと良いでしょう。
※三角形かつセルロイド素材のピック
ピックの素材にはセルロイドやナイロンなどがあります。
最も多いのがセルロイドであり、最初にセルロイドのピックを使う人が多いかもしれません。
私もそのひとりです。
ただしセルロイドのピックは摩耗しやすく、なおかつ削れやすいため、ライブ演奏中に弾きにくくなることも考えられます。
複数枚のピックを準備して、その都度替えていくミュージシャンも少なくありません。
ちなみに私の場合はナイロンを使用しています。
※ティアドロップ型でナイロン素材のピック
ナイロンのピックは緩やかな摩耗のため、演奏性をあまり妨げないことがその理由です。
比較的長持ちするのも(個人的な)好感度アップの要因だったりもします。
Gは2種類の押さえ方が存在する
「G」のローコードは2種類の押さえ方が存在します。
パターン①
5弦2フレット⇒人差し指
4弦開放
3弦開放
2弦3フレット⇒薬指
1弦3フレット⇒小指
パターン②
5弦2フレット⇒中指
4弦開放
3弦開放
2弦開放
1弦3フレット⇒小指
ギターの教則本だとコチラが登場するかと思われます。
人差し指が自由になるメリットがあるため、①と使い分けるのがおすすめです。
私の場合はこんな感じで使い分けています。
アルペジオなど⇒②
Emは指2本なので音が出しやすい!
初めてギターに触れた方にとって、Emはかなり、すごく、非常に押さえやすいコードのひとつと言えるでしょう。
5弦2フレット⇒中指
4弦2フレット⇒薬指
3弦開放
2弦開放
1弦開放
Cは3種類の押さえ方
私が最初に覚えたコードは「C」のローコード(パターン①)です。
パターン①
5弦3フレット⇒小指
4弦2フレット⇒中指
3弦開放
2弦1フレット⇒人差し指
1弦開放
パターン②
5弦3フレット⇒薬指
4弦2フレット⇒中指
3弦開放
2弦1フレット⇒人差し指
1弦開放
パターン②の場合、弾き方によっては6弦の音が濁りやすいため、次のパターン③を組み合わせることを推奨します。
パターン③
5弦3フレット⇒薬指
4弦2フレット⇒中指
3弦開放
2弦1フレット⇒人差し指
1弦開放
親指で6弦の2フレット付近に軽く触れた状態で弾くと、ちょうど良い感じになるかと。
ミュートは覚えておくと何かと応用が効きますよ。
Dも2種類を使い分けよう
ローコードの「D」も応用が効く押さえ方です。
パターン①
4弦開放
3弦2フレット⇒人差し指
2弦3フレット⇒薬指
1弦2フレット⇒中指
パターン②
5弦開放
4弦開放
3弦2フレット⇒人差し指
2弦3フレット⇒薬指
1弦2フレット⇒中指
最初はパターン①で覚えてから、パターン②も練習していくと良いかもしれません。
まとめ
ここまで、初めての方にも取り組みやすいコードとして、GとEm、CとDを紹介してきました。
いずれも開放弦が含まれるコードのため、ギターならではの音を体感しやすいかと思われます。
まずは音を感じて楽しむことから始めましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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