ギターのパワーコードとは、3度抜き(Omit3)のコードです。
エレクトリックギターにて用いられることが多いかもしれません。
特にディストーションサウンドには必要不可欠のコードと言えるでしょう。
ここではギターのパワーコード(Omit3)について紹介していきます。
ギターのパワーコードとは?
ギターのパワーコードとは、1度と5度と8度で構成されるコードです。
英語では「Omit3 Chord」と呼ばれます。
ルート音の1度と5度の2音だけのパターンもありますが、以下の譜面では3つの音で記載している点はご了承ください。
譜面では「G」ですが、縦にフレットを移動していくと他のコードも演奏可能です。
フレット ※6弦がルート音 | コード名 |
0フレット | E(omit3) |
1フレット | F(omit3) |
2フレット | F#(omit3) またはG♭(omit3) |
3フレット | G(omit3) |
4フレット | A♭(omit3) またはG#(omit3) |
5フレット | A(omit3) |
6フレット | B♭(omit3) またはA#(omit3) |
7フレット | B(omit3) |
8フレット | C(omit3) |
9フレット | C#(omit3) またはD♭(omit3) |
10フレット | D(omit3) |
こちらも譜面は「C」ですが、縦にフレットを移動していくと他のコードにも対応できます。
フレット ※5弦がルート音 | コード名 |
0フレット | A(omit3) |
1フレット | B♭(omit3) またはA#(omit3) |
2フレット | B(omit3) |
3フレット | C(omit3) |
4フレット | C#(omit3) またはD♭(omit3) |
5フレット | D(omit3) |
6フレット | E♭(omit3) またはD#(omit3) |
7フレット | E(omit3) |
8フレット | F(omit3) |
9フレット | F#(omit3) またはG♭(omit3) |
10フレット | G(omit3) |
ギターのパワーコードはメジャー?マイナー?どっち?
ギターのパワーコードは、長調と短調を区別する「3度の音」が含まれていません。
そのため、メジャーコードでもあり、マイナーコードでもあると言えるでしょう。
次のパターンもパワーコードとして解釈することも可能です。
スマホの場合⇒スワイプ
12小節のブルースコード進行も、パワーコードの応用ではないかと思われます。
ギターのパワーコードは左手ミュートがカギ!
ギターのパワーコードを弾く際に大切なことは、左手のミュートです。
弦を3本だけ弾くのもアリといえばアリかもしれませんが、特にロックの場合にはあまりおすすめできません。
やはりジャカジャ~ン♪と勢いよく華麗に弾きたいものです。
そのためにも押さえている他の弦をミュートすることがカギとなります。
人差し指で軽く触れるのがコツです。
形としてはバレーコードに近いとも言えます。
まとめ
ここまで、ギターのパワーコードについて紹介してきました。
パワーコードはエレクトリックギターだけでなく、アコースティックギターにも応用可能なコードです。
私は弾き語りだから関係ない…とは言わずに、この機会にマスターしちゃいましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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