8ビートのリズムパターンとして、第9回ではコードストローク。
第10回目にはカッティング(ブラッシング)を取り上げてきました。
第11回目となる今回は、8ビートのミュートバッキングを解説します。
アコースティックギターではあまり使われないかも?な「3度抜きコード」も紹介しますのでお楽しみに。
8ビートのミュートバッキング
ミュートはコードを押さえる際にも触れましたが、ピッキングする側でもミュートを使います。
ブリッジの部分に軽く触れるようなニュアンスです。
コ、コ、コ、コ、コ、コ…な感じでしょうか。
ゴゴゴゴゴゴ…ではありませんよ。
スマホの場合⇒スワイプ
ミュートをやりやすくするために、あえて3度抜きコードにしています。
6弦と5弦と4弦を押さえるだけです。
次の2つのコードは5弦と4弦と3弦を押さえればOK!
すべてダウンピッキング(上から下に向かって)で弾いてください。
3度抜きコードってなあに?
3度抜きは文字通り「3度の音を除外した」コードです。
たとえばGの場合、Bが3度の音となります。
BのままならG。
※2弦開放の音が「B」です
B♭であればGmにコードが変わります。
※3弦3フレットの音が「B♭」です
この3度の音を加えないことで、長調(メジャー)でも短調(マイナー)でも使い回しが利くという極めて便利なコードです。
ちなみに3度抜きでないパターンでもミュートバッキングが可能です。
スマホの場合⇒スワイプ
アコースティックギターの弾き語りで使うか?否か?はわかりませんが、覚えておくとバッキングの幅が広がります。
まとめ
ここまで、8ビートのミュートバッキングを紹介してきました。
ミュートバッキングはどちらかと言うと、エレクトリックギターのイメージが強いかもしれません。
アコースティックギターでもミュートバッキングを取り入れると、最初から最後まで同じバッキング…を避けられるメリットが得られます。
知っておいて損はありません。
是非、この機会にマスターしちゃいましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
サイト内の楽譜は、すべて私自身がMuse Scoreにて作成したものです。
楽譜および記事の無断転載を禁じます。
アイキャッチ画像の提供元 photo AC
https://www.photo-ac.com/
楽曲の視聴は「Cat Guitar Channel」より可能です。
演奏情報はCat Guitar Channel 演奏情報にて確認してください。
記事が役に立った!おもしろい!という方は↓のバナーをタップしてもらえると励みになります。
人気ブログランキング